昭和34年(47陽会)1959年

NO2

【第41回全国野球選手権大会兵庫予選】          


                            (↑組合せ表をクリックすると拡大)

〈朝日新聞〉
昭和34年7月21日(火)神戸市民球場
▽2回戦
 御 影 000 000 000=0
 県兵庫 230 001 00X=6


 〔御 影〕 打安失      〔県兵庫)打安失
 遊 河野勝 300     遊 桑 原 200
 三 酒 井 300     一 牧之内 411
 左投 村上 410     右 中 村 420
 一 渡 海 410     三 徳 田 421
 投左 山下 400     投 国 本 420
 捕 坂 口 301     二 上 田 301
 右 北 川 300     中 長谷川 300
 中 三 原 200     捕 丹 羽 410
 二 河野哲 300     左 八 木 310
               PH 笹 山 000
   振四犠盗打安失       振四犠盗打安失
   93002921       28153193

 ▽三塁打=山下 ▽捕逸=坂口2

○…御影は先発投手の起用を誤まり一、二回に試合をきめる大量点を県兵庫に与え、打線も一回に村上、渡海が連安打しただけで県兵庫国本投手の平凡な球を打ち込めずに敗退した。

○…県兵庫は御影先発の山下投手から一回桑原、牧之内の四球を足場に1安打、敵失、捕逸などで二点、二回にも4安打と四球などで三点を加えて楽に試合を進めた。

昭和34年7月25日(土)甲子園
▽3回戦
 甲 南 000 000 000=0
 県兵庫 000 003 00X=3


 〔甲 南〕 打安失     〔県兵庫〕 打安失
 遊 平 生 300     遊 桑 原 410
 二 小 西 400     一 牧之内 410
 投 松 田 411     左 中 村 300
 三 増 田 202     三 徳 田 400
 一 粟 津 202     投 国 本 410
 捕 尾 河 300     捕 丹 羽 410
 左右 井上 300     二 上 田 300
 右中 占部 311     中 長谷川 310
 中 小 林 200     右 笹 山 200
 PH 上 田 100
 左 西 脇 000
   振四犠盗打安失       振四犠盗打安失
   43012726       22043150

 ▽二塁打=松田、丹羽 ▽併殺=甲南1、県兵庫1

○…甲南は六回、守備が大きく乱れ、安打なしで三点を献じ自滅した。この回一死後、県兵庫三番の中村を死球で歩かせ、次の徳田の三塁ゴロを増田が一塁に低投して一、二塁のあと、国本の一塁ゴロを粟津が後ろにそらし、これをとった右翼占部が本塁へ悪投、バックアップした投手松田がさらに三塁へ暴投、この間に三者が生還した。

○…甲南は六回、先頭の占部が左前に安打、二盗に成功して次の小林の一ゴロで三進、チャンスを迎えたが、続く平生が3バントに失敗、小西も三ゴロに退いて無得点に終わった。
 両軍とも先取点を争っていた時だけに、この時、甲南が得点しておれば試合はどう展開したか分からない。