昭和32年(45陽会)1957年

NO2

昭和32年8月1日(木)神戸市民球場
▽4回戦
 県兵庫 003 000 000=3
 三 田 000 000 000=0

 ◇開始1時12分、終了3時22分
 〔審判〕山下(速)林、山田(二)西岡

 〔県兵庫〕 打安失     〔三 田〕 打安失
 一 早 川 500     捕 今 中 400
 左 中 西 200     遊 田 中 401
 左 能 田 000     左 福 田 400
 中 長 野 310     中 勝 本 300
 二 片 岡 300     二 橋 本 201
 右 荻 野 000     投 藤 原 300
 捕 高 橋 410     一 松 本 300
 遊 中 谷 411     右 西 岡 300
 三 山 本 200     三 河 南 100
 投 太 田 400
                         
   振四犠盗打安失       振四犠盗打安失
   811112731       62102702

 □県兵庫太田投手ノーヒットノーランを記録□
○…対豊岡戦にカーブを多投して成功した三田藤原投手は、この日はそのカーブにコントロールなく自滅した。県兵庫は三回二死中西が2ストライクから四球を選んで出塁後、2四球、敵失と高橋の適時打で三点を奪い決勝点とした。

○…三田は県兵庫太田投手の左腕からの速球とカーブに手が出ず、2四球と2敵失で四走者を出したたけでノーヒットノーランに抑えられてしまった。
 県兵庫太田投手は3試合の全インニングを投げまだ相手に一点も与えていない。

昭和32年8月2日(金)甲子園
▽準々決勝
 県兵庫 000 000 000=0
 兵庫工 000 000 10X=1

 ◇開始11時46分、終了1時34分
 〔審判〕山下、山口、甲良、高橋

 〔県兵庫〕 打安点振四犠盗失
 一 早 川 41000000
 左 中 西 31000100
 中 長 野 30000000
 中 能 田 11000000
 二 片 岡 41000000
 右 荻 野 40020000
 捕 高 橋 30000000
 遊 中 谷 30010000
 三 山 本 30020002
 投 太 田 30010000
     計 314060102

 〔兵庫工〕 打安得振四犠盗失
 捕 佐 竹 31001000
 遊  林  21000201
 中 中田純 20010100
 投 新 山 30010000
 三 北 治 31100000
 左 中田光 31000000
 左 寺 口 00000000
 右 森 田 10002000
 一 横 山 30010000
 二 小 川 30000000
     計 234133302

 ▽三塁打=中田(光) ▽二塁打=北治▽併殺=県1

○…県兵庫太田、兵庫工新山両投手の好投で一点を争う好試合となったが、兵工が七回に集中した2長打で決勝の一点を奪い、そのまま逃げ切った。
 新山は初回、県兵庫中西にたたかれてやや危なかったが、その後はよく外角に速球を集めて、県兵庫打線を押さえた。

○…兵工は四、六回の先制機を併殺とスクイズサインの不徹底から逃がしたが、七回北治の二塁打と中田光の三塁打で得点。九回県兵庫は二死後能田、片岡と連安打して喰い下がったが新山に後続を断たれ惜敗した。

[第5回県高校選抜野球生野大会]
昭和32年8月25日(日)生野
▽1回戦
 県兵庫 000 000 000=0
 育 英 020 010 00X=3


 (兵)29316113   太田−高橋
  打安振四盗失
 (育)32102300   宮本、永井−戸梶

[秋季県高校野球大会]
昭和32年10月31日(木)須磨海浜球場
▽2回戦
 須 磨 001 000 010=2
 県兵庫 000 001 02X=3

 (須)2931231   三木−津田
    打安振四失
 (兵)242443   太田−常深

昭和32年11月3日(日)神戸市民球場
▽3回戦
 県兵庫 001 001 200=4
 洲 本 000 000 000=0


 (兵)3571232   太田−常深、高橋
    打安振四失
 (洲)357914   戸井、谷−堀田、原口

昭和32年11月10日(日)甲子園
▽準決勝
 芦 屋 010 040 103=9
 県兵庫 000 000 002=2


 (芦)4215204   藤−中道
    打安振四失
 (兵)3561012   太田−高橋、常深

45陽会(昭和33年卒)
 能田 征二    左翼
 横山 俊明    一塁
 片岡 義弘    二塁
 荻野 好信    右翼