2010年

秋の大会
2010年(平成22年) 秋季中神戸地区大会
 

                           地区大会結果はこちら

 
 

▽8月25日(水)敗者復活3回戦 対市神港
                   市神港栄グラウンド
       

秋季高校野球中神戸地区大会で兵庫は8月25日、市神港栄グラウンドでの敗者復活3回戦で市神港と対戦。2回守りのミスで1点を先制されたあと、3回隅谷の適時打で同点に追いついたが、4,6回、2点ずつ許し敗退。県大会出場への道が断たれた。
 

 兵庫、県大会出場の道断たれる
 同点も束の間、市神港に敗れる
 

市神港 0 1 0   2 0 2   0 0 0 5
兵 庫 0 0 1   0 0 0   0 0 0 1
【市神港】    
E         5   1   0
G         4   1   0
D         4   0   0
B         4   1   1
H       西   2   0   0
A         3   1   0
F         3   1   0
7         0   0   0
@         3   1   2
C         2   0   0
H         1   1   1
4         0   0   0
              31   7   4
                       
【兵 庫】    
E         4   1   1
D         3   0   0
H         1   0   0
F         4   0   0
D         3   1   0
@         2   0   0
A         3   0   0
C       西   2   0   0
H         1   0   0
H         1   0   0
9         0   0   0
G         2   0   0
1         1   0   0
              27   2   1
                     
  ▽三塁打 新堀

観戦記
 【元デイリースポーツ記者 武陽野球倶楽部 47陽会 浜田 直人】

 県大会出場まであと2勝としたところでの強豪との対決。そんなプレッシャーがあったのか。序盤、ナインの動きには硬さがあった。

三つのミスが重なった2回の守り。まず樋口の三ゴロを稲垣がファンブルして無死の走者を許した。送りバントの一死二塁から今度は岩本が暴投。一死三塁と局面が変わったところで三つ目のミスが出た。続く新堀のスクイズバントをはずしながら捕手岡本が三本間に挟んだ走者に当てる悪送球。ノーヒットで先取点を与える羽目となった。

 それでも、兵庫はすぐ反撃に出た。3回、小西の死球を足場に二死三塁とし、隅谷が中前へ同点打。試合を振り出しに戻した。

 ここまでは互角。試合の流れをつかむには、マウンドの岩本が踏ん張らねばならない。ところが、同点にした直後の4回、2安打で勝ち越し点を許すと、突然制球を乱し1死球、2四球で押し出しの3点目を与える不安定ぶり。

 さらに6回には二死走者なしから崩れた。新堀を歩かせたあと2連打で1失点。ここで救援した山田も適時打を浴び、差は4点と開いた。

 打線は市神港の岩田を打ちあぐんだ。外角への切れのいいスライダーに手を焼いて三振(計8個)と凡打を繰り返すばかり。5回以降は3人ずつに片付けられ、一人の走者も出せなかった。
完敗といっていい試合内容。しかし落胆することはない。これを教訓に今後の飛躍へつなげればいいのだから…。大会4試合で投打に収穫もあった。元気に再出発しよう。

中井監督の話 あと二つ勝って県大会に臨みたかったが…。点をやらなくてもいいところで失点したのが痛かった。負けるときはこんなものかもしれない。この大会4試合、選手は力を出し切ったと思う。
 
 

▽8月23日(月)敗者復活2回戦 対神戸甲北
                   市神港栄グラウンド
       

秋季高校野球中神戸地区大会で兵庫は8月23日、市神港栄グラウンドでの敗者復活2回戦で神戸甲北と対戦。3長短打、5打点の岡本をはじめ打線が爆発、15安打で11点を奪い、10点差をつけて6回コールド勝ちした。
                          写真はこちら(8/26)

 兵庫、痛快6回コールド勝ち
 岡本大活躍、3長短打5打点
 

神戸甲北 0 1 0   0 0 0 1
兵  庫 0 1 3   0 4 3 11
【神戸甲北】    
D         3   1   0
C         2   0   0
H 3       0   0   0
H         3   0   0
G         2   0   0
F         2   1   0
B         2   1   0
4         1   0   0
A         3   0   0
E           2   2   0
@         2   0   0
              22   5   0
                       
【兵 庫】    
E         4   2   0
H         4   1   0
D         3   2   0
F         4   3   1
@         2   1   1
A         3   3   5
B         3   0   0
H         1   1   1
C       西   4   2   2
G         2   0   0
              30   15   10
                     
  ▽三塁打 岡本、山下、岩本
  ▽岡本


観戦記
 【元デイリースポーツ記者 武陽野球倶楽部 47陽会 浜田 直人】

 「ナイスゲームだった」。中井監督のナインへの開口一番はこれだった。試合直後のミーティング。普段辛口リーダーの、思わず出た本音だろう。それほど会心の試合運びだった。

2回はともにエラーがらみで1点ずつ。相手を突き放しにかかった兵庫の3回は、二死からつなぐ野球″が始まった。沖本、山下が中前に打ち返し、岩本がフルカウントから選んで満塁。「今、調子がいいんです」と自信をのぞかせる岡本は、この好機で初球を狙った。左線へ走者一掃の三塁打。

3点差をつけて、試合は完全に兵庫ペースとなった。先発の岩本は3回以降、走者を出しながらも踏ん張った。外角へのストレートの制球力がよく、追加点を許さない。「四球で崩れないよう心がけました」と岩本。2死球はあったが、四球は与えなかった。

岩本の好投で打線のリズムはさらによくなった。5回、河内の中前打に始まって、山下、岩本の連続三塁打、岡本、小西の適時打など打者10人を送って4点を追加。勝負を決定づけた。

押せ押せの兵庫は6回にも沖本、山下の連打などで一死満塁。ここで岡本がこの日5打点目となる死球で加点すると、さらに代打稲垣の中前打、小西の左中間適時打で11点目。大会規定によりコールド勝ちを収めた。

3安打、3得点と主将の重責を果たした4番の山下。「夢野台戦で1勝したのが気分的にも大きい。次もみんなで勝ちにいきます」。敗者復活3回戦(対市神港戦)への抱負は力強かった。 

中井監督の話 普段どおりの野球ができた。打撃は、これまでボールを迎えにいっていたが、今日は普段の練習どおりしっかりと待てた。普段の力を出せたと思う。
 
 

▽8月21日(土)敗者復活1回戦 対夢野台
                   神戸弘陵高校グラウンド
       

秋季高校野球中神戸地区大会で兵庫は8月21日、弘陵高校グラウンドでの敗者復活1回戦で夢野台と対戦。0−2の8回、岡本の三塁打を含む5連打の猛攻で4点を奪い、鮮やかに逆転勝ちした。
                          写真はこちら

 兵庫、鮮やか逆転勝ち
 8回一気5連打の猛攻

 

夢野台

0

0

0

 

0

0

2

 

0

0

0

2

兵 庫

0

0

0

 

0

0

0

 

0

4

X

4

【夢野台】    
E         2   2   0
C 1       3   1   2
B         4   0   0
G         4   1   0
F         4   0   0
H       2   1   0
D 4       3   0   0
A         3   1   0
@ 4     0   0   0
5           1   0   0
              26   6   2
                       
【兵 庫】    
E         5   1   0
H         3   0   0
D         4   2   0
F         4   1   0
@ 8       3   1   1
A         3   1   2
B         2   1   0
H         1   1   1
R 3       0   0   0
C       西   2   0   0
G         2   0   0
1         2   0   0
              31   8   4
                     
  ▽三塁打 岡本


観戦記
 【元デイリースポーツ記者 武陽野球倶楽部 47陽会 浜田 直人】

 筋書きのないドラマ″は8回にやってきた。それまでの兵庫は相手投手陣の攻略に四苦八苦。とくに2番手山浦のカーブにてこずりゼロ行進を続けていた。兵庫の先発岩本は5回まで無失点の好投だったが、6回、2安打、死球、暴投などで2失点。

 そんな劣勢を一気にはね返す逆転劇は一死から沖本の中前打がきっかけだった。続く山下は左前打で一、二塁。ここで岩本が右前適時打を放って1点を返した。打球処理をもたつく右翼手のすきをついて山下は三進。その直後、岩本が二盗に成功し二、三塁とチャンスを広げた。

 勢いづく兵庫と浮き足立つ夢野台。主客転倒ムードの中、打席に入ったのは岡本だった。前の試合から打順を一つ下げられたことへの意地もあったのだろう。「ここは絶対打つしかない」との強い思いは、左中間への逆転三塁打となって実った。

 「取られるかなあと思ったが、打球が抜けてくれて最高にうれしかった」と笑顔のヒーロー。なお一死三塁から代打の稲垣が中前打して差を2点とした。一気呵成の5連打にベンチで中井監督が「ようやった」と目を細めたのは当然だったろう。

 鮮やかな逆転勝ち。その裏に2番手山田の力投があったことを見落としてはならない。6回途中で岩本を救援。制球力のいいピッチングで夢野台の追加点を阻んだ。「低めへのコントロールがよかった。点を与えなければ、そのうち打線が逆転してくれると信じて投げた」。陰のヒーローの顔には満足感が漂っていた。

 中井監督の話 2点先行されたが、ベンチの雰囲気は悪くなかった。終始、平常心でやれたと思う。選手はよくやったです。
 

 
 

▽8月19日(木)2回戦 対神戸北
                   鈴蘭台高校グラウンド
       

秋季高校野球中神戸地区大会で兵庫は8月19日、鈴蘭台高校グラウンドで神戸北と対戦。いったん2点をリードしたが投手陣が踏ん張れず、3−3の同点にされたあと9回サヨナラ負けを喫した。


 兵庫、悔しいサヨナラ負け
 投手陣が終盤リード守れず
 

兵 庫 0 0 0   1 0 1   1 0 0 3
神戸北 0 1 0   0 0 0   2 0 1 4
【兵 庫】    
E 1       3   0   1
D         4   2   0
F         4   2   1
G 1       3   0   0
6         1   0   0
A         4   3   1
B         3   1   0
C       西   4   1   0
H         2   0   0
H         1   0   0
9         0   0   0
@ 1 0 0
H 8 2 0 0
32 9 3
【神戸北】    
C         3   1   2
E         4   1   1
D         4   1   0
A         4   1   0
B         2   0   0
1         1   1   0
@ 3       2   0   0
G         4   1   0
H         3   1   1
F           1   0   0
              28   7   4
                       
  ▽三塁打 山下、正崎
  ▽二塁打 若林


観戦記
 【元デイリースポーツ記者 武陽野球倶楽部 47陽会 浜田 直人】 

 なんとも悔しい幕切れだった。3−3で迎えた9回裏の兵庫の守り。マウンドの三番手・隅谷は先頭の若林に左線へ二塁打を許した。そのあと送りバントで一死三塁のピンチ。兵庫ベンチはここで満塁策をとった。

 それまでノーヒットの2番・出雲との勝負。カウント2−1から1球ファウルのあとの5球目、出雲の打球は非情にも遊撃右を抜けるサヨナラ打となった。
 追いつ追われつの接戦だった。兵庫は先発・山田が2回、1点の先制を許すと4回、山下の三塁打と岡本の右前適時打で同点。6回には沖本の中前打を足場に盗塁、敵失の無死三塁から山下の右前打で勝ち越した。7回にも無死から中前打した小西がスクイズで生還、2点差とした。

 これで試合は兵庫ペース−と思われたが、その裏落とし穴″が待ち構えていた。3回から救援の岩本にとっては5イニング目。ぴしゃりと抑えたいところだったが、先頭の金崎を歩かせたのがつまずきの元となった。二死二塁から岡に四球。正崎には右線へ痛恨の二塁打を打たれてアッという間に同点にされた。

 三番手隅谷が遊撃のポジションからマウンドに立ったのは8回。投手の経験はほとんどない。中井監督は「苦肉の策」と説明した。「コントロールのよさ」を買っての起用だった。確かに制球力はよかったが球威不足。「苦肉の策」は功を奏さなかった。

 敬遠を含めて与えた四球は計7個。対して神戸北の与四球は0。その差が結果に結びついたともいえる。投手陣の整備が兵庫にとって最大の課題だろう。

 中井監督の話 今、ピッチャー陣の調子がよくないんです。隅谷の起用は苦肉の策。今、一番コントロールのいい選手を送ったのだが…。


神戸地区県立高校親善交流試合
 

                          組合せはこちら(10/31)
11月 6日(土) 1回戦   12:30 長田高校G 対 夢野台
    7日(日) 2回戦
   13日(土) 準々決勝
   14日(日) 準決勝・決勝


練習試合スケジュール                詳細はこちら
 
7月 8月 9月
7月24日(土)  8月 1日(日) 9月12日(日)
7月25日(日)  8月 3日(火) 9月18日(土)
   8月 7日(土) 9月19日(日)
   8月 9日(月) 9月26日(日)
  8月11日(水)  
  8月13日(金)  
  8月16日(月)  
10月 11月  
10月 3日(日) 11月 3日(日)  
10月10日(土) 11月14日(日)  
10月11日(月) 11月20日(土)  
10月24日(日) 11月21日(日)  
  11月23日(火)  
 

 

戻る