7陽会      島田 叡氏

     (財)千葉県体育協会 スポーツの殿堂 顕彰予定者に選考される

                  (以下(財)千葉県体育協会 体協会報より抜粋)

1. スポーツ殿堂の趣意

 

今日の本県における体育・スポーツの状況は、国内の各種大会はもとよりオリンピックや世界大会等で優秀な成績を収める選手を数多く輩出し、まさに全国でも有数の競技力をもつスポーツ県の1つとして大いに誇れるところにある。
(中略)
このように、今日の本県の体育・スポーツは、県民生活にしっかりと根差し、力強く進展しているところであるが、このことは、取りも直さず明治以降近代的体育・スポーツが本県に導入されて以来、スポーツの普及・振興に情熱を傾けられ、御尽力されてきた先輩諸氏の努力の結晶であることはいうまでもない。
(中略)
これらのことを踏まえ、本県の体育・スポーツの振興に寄与された多くの方々の中から特に傑出して御貢献なされた方を選出し、永くその栄誉と御功績を称え公開するとともに、今後の本県の体育・スポーツの更なる発展を期して「千葉県スポーツの殿堂」を設置するものである。

2. 選考基準

 

(1)

本県在住者、在勤者(過去も含む)又は出身者であって、体育・スポーツの発展向上に著しく功績のあった者、かつ人格識見に優れ県民の模範となるもの。

(2)

「スポーツの殿堂に入る者」の選考対象者及び基準は次の通りとする。(後略)

3. 平成16年度スポーツの殿堂 顕彰予定者(敬称略)
                           (島田氏以外は除く)

 

 島田 叡   1901年から1945年(神戸出身)
1942年千葉県内政部長として保健体育課を新設、また千葉県体育協会の基礎作りに着手され、スポーツの振興に尽力された。45年6月沖縄県知事として現地で惜しくも戦死された。