21陽会 筒井秀雄氏 米寿の祝い

戦後すぐのセンバツ神戸二中を指揮
筒井さんの米寿祝う
(2002年5月25日 神戸新聞掲載見出し)

神戸二中野球部を監督として率い、戦後まもなくの選抜大会に出場した筒井秀雄氏(87)の米寿を祝う会が2002年5月24日、神戸市中央区の飲食店で開かれ、当時の選手らが恩師の人生の節目を祝った。

筒井氏は1915(大正4)年生まれ。関学大を卒業して教師になり、母校の野球部を指導。昭和23,24年の選抜大会に連続出場を果たした。その後は明石市内の中学校に勤め、連盟役員として県中学野球の発展に長らく尽力した。

祝賀会には甲子園出場時のOBら約20人が祝福に駆けつけた。教え子と当時の思い出話に花を咲かせた筒井氏は「軍隊生活の時も甲子園を思った。今も中学野球の顧問をしているが、私の人生は野球に明け、野球に 暮れていきそうです」と話していた。


 お祝いの写真拡大(左下)         神戸新聞掲載写真拡大(右上)