2010.02.09 |
55陽会の同期生5名が、元主将 和佐 篤男氏(55陽会)のマレーシア一周忌墓参ツアーに参加しました。
昨年3月初旬の夜半に「マレーシアの和佐君逝去す」と福中君から訃報が届きました。和佐君とは僅か9ヶ月前、長崎で病気療養中にわざわざ来神し、旧交をあたため、次回は快気祝をしょうと、再会を誓っただけに無念でした。残念でなりませんでした。早々に同期生5名全員で、マレーシアを訪問しょうと打合せを重ねました。一方、奥様からは福中君へ「お墓を建立中」との知らせも入り、福中君の提案で、一周忌を目途に訪問するプランに変更。また、福中君が快く幹事役を。55陽会メンバー(岸本、森川、篠田、福中、志水)と山口克也氏(和佐君の大学の後輩)の計6名の参加を募りました。
和佐君は、2年生で第38回全国選抜高校野球大会に、捕手として出場。夏の新チームからは主将を務めました。特に、練習では自ら率先垂範し、一切手抜きをせずに、黙々とメニューを消化していた姿が思い出されます。大学卒業後、商社マン生活を経てマレーシアへ渡り、コタキナバルで日本料理レストランのオーナーとして活躍。更に、現地の日本人会の世話役も務め、緒行事に奮闘していました。
主なスケジュールは
2月9日
午前、埼玉在住の森川君と関西空港で合流後、マレーシア航空の直行便で空路コタキナバルへ。
夕刻、奥様の寿万子様、ご子息の俊行様、お嬢様の福子様がホテルまで訪ねて下さり、和佐君の生前の様子などを伺いました。
2月10日
9時、ご家族の先導で墓参に出発。ホテルを出て海岸沿いに市街を通過、約45分程北上すると、テリポックというのどかな街のイルワナメモリアルパークに到着。広く静かな丘陵の中腹に、和佐君は安らかに眠っていました。メンバー全員が告別式に臨席出来なかったこと、墓参が遅くなったお詫びも含め、合掌。墓標の和佐君の顔写真は微笑み、我々との久々の再会を喜び、話し掛けているように感じました。写真付きの墓標は、マレーシアの慣習だそうです。眼下に南シナ海を、背にはマレーシアの明峰キナバル山を仰ぐ、風光明媚なメモリアルパークでした。このメモリアルパークは、生前に本人が希望していたそうです。しかし、一度も訪れる機会が無かったと聞きました。再度、全員で合掌。名残を惜しみながら、お墓を後にしました。
夕方、和佐君のレストランを訪問。
2月11日
午前中、森川、篠田君はプロ級の腕前のご子息とゴルフへ。福中君らは奥様と動物園へ、有名なチンパンジーのショーも楽しみました。
夕方、ファミリーを交えて、地元で人気の中国料理レストランへ。
その後、ご自宅に招待して頂きました。和佐君の遺影を拝見。本人のお気に入りだったカラオケでは、奥様、お嬢様も熱唱され、全員で多いに盛り上がり、最後の夜は瞬時に更けていきました。
2月12日
夕方、御家族で空港までお見送り下さいました。別れ際に奥様が「大黒柱のいない異国での生活を3人で頑張ります」と話され、そのお言葉は今も心耳に残っています。
空路クワラルンプール経由で帰国の途に。
和佐君のレストランは、コタキナバル市街中心部の“センターポイント”という地元でも有名な大型ショッピングセンターの“4階”です。お寿司をメインに、メニューも豊富に揃っています。キナバル山観光、ゴルフ、ダイビングなどで訪問の際には、是非お立ち寄り下さい。
JAPANESE DREAM FOOD SDN. BHD.
Lot No. 36, Palm Square, 4th Floor, Centre Point Sabah,
Tel : 088−235533
最後に、幹事役の福中君、事前準備を含め有難うございました。
また、今回のツアーをお願いしたトワ・エ・モア・トラベル 代表取締役
三村 譲二氏(57陽会)に御礼申し上げます。特に、岸本君がホテルのプライベートビーチを絶賛し、堪能していました。有難うございました。 |